さとう社会問題研究所では、カウンセリングやストレス遮断、対人関係のコンサルティングなどによる心理的な訴訟支援を行っております。詳細はページ下をご覧ください。

さとう社会問題研究所コラム

これは、『対人関係を良好に保つには?』という内容で、ブログにアップしたものです。
まずは、以下に挙げた50の項目を見てください。

解答その1
「相手を追い詰めない事」です。
解答その2
「相手を批判しない事」です。
解答その3
「相手に自分と同じである事を求めない事」です。
解答その4
「自分と違う事を理由に相手を批判しない事」です。
解答その5
「相手との関係性に勝負と言う概念を持ち込まない事」です。

解答その6
「相手の上に立とうとしない事」です。
解答その7
「自分に気を遣っている相手を下として接しない事」です。
解答その8
「相手の厚意を当然のものと思わない事」です。
解答その9
「相手への感謝は、相手の求める方法で伝える事」です。
解答その10
「自分が嫌な事を相手に求めない事」です。

解答その11
「理論と意見・理由と感情は、それぞれ明確に分離する事」です。
解答その12
「感情だけで相手の提示した理由や理論を否定しない事」です。
解答その13
「議論にも、常に、自分と同じ相手がいるという事を弁える事」です。
解答その14
「意見を求め、議論をしたいのなら、相手のために考える真摯さを持つ事」です。
解答その15
「そもそも、人と仲良くしたいなら、議論を吹っかけない事」です。

解答その16 「会話は言葉のキャッチボールと正しく理解する事」です。
解答その17
「言わなくても分かるとは思わない事」です。
解答その18
「分かってくれという要求はしない事」です。
解答その19
「聞いて欲しいなら相手の言葉を聴くこと」です。
解答その20
「そもそも、聴く気が無いなら会話を持ち掛けない事」です。

解答その21
「自分が一番だと思わない事」です。
解答その22
「どちらが不幸かで競わない事」です。
解答その23
「他人の苦労を軽く扱わない事」です。
解答その24
「第三者と比較しない事」です。
解答その25
「そもそも、自分が特別な存在なら、他人と関わらない事」です。

解答その26
「自分が世界や人類の平均だと思わない事」です。
解答その27
「相手も、自分が世界や人類の平均だと思っていると意識する事」です。
解答その28
「自分ルールは相手には分からないと意識する事」です。
解答その29
「相手にも、自分ルールがあることを意識する事」です。
解答その30
「自分ルールの適用には、相手の同意を事前に得ておく事」です。

解答その31
「相手の言葉に反発を覚えたら、すぐに返答をしない事」です。
解答その32
「どうして、相手の言葉に頷きたくないのか考えてみる事」です。
解答その33
「相手に対する同意は、自分の敗北を認める事ではないと理解する事」です。
解答その34
「相手に対する肯定は、自分に対する否定にはならないと理解する事」です。
解答その35
「自分が相手の何に反発し、戦っているのか意識してみる事」です。

解答その36
「自分の価値観で相手のものの価値を測らない事」です。
解答その37
「相手のものは自分のもの以上に大切に扱う事」です。
解答その38
「手に取った相手のものは、可能な限り元あった場所に戻す事」です。
解答その39
「相手のものを壊してしまった際には、何よりも、まず謝る事」です。
解答その40
「相手のものの扱いは、相手の扱いそのものだと認識する事」です。

解答その41 「相手の感情は自分の感情と区別する事」です。
解答その42
「自分の感情を相手から感じる事があると意識する事」です。
解答その43
「本当に大事な言葉は胸に刺さる事があると意識する事」です。
解答その44
「言ってスッキリする人は、その思いやりが勘違いだと意識する事」です。
解答その45
「正しければ何を言ってもしても許されると言うのは幻想だという事」です。

解答その46
「親子という事は、親や子に対する理由にはならないという事」です。
解答その47
「夫婦であるという事は、夫や妻に対しする理由にはならないという事」です。
解答その48
「友という事は、友に対する理由にはならないという事」です。
解答その49
「立場を理由にするには、相当な対価が必要だという事」です。
解答その50
「そもそも、立場を理由にすると、相手に対する抑圧になるという事」です。

これで、いったんは終了です。また、補充する事もあるかも知れません。


ここに挙げた項目は、すべて、「言葉による攻撃」を防止するためのものです。
夫源病や婦源病など、当研究所では「対人関係性ストレス疾患群」と呼称しているもの、
近年では、精神的DVやモラルハラスメント、パワハラアカハラなどの社会生活でのハラスメントでは、
この、言葉による攻撃、立場や関係性を利用した攻撃による被害が、非常に目立っております。

この中に、1つでも該当する言動に覚えのある方は注意してください。
あと、まったく身に覚えのない方、反対に、共感できる内容が多すぎる方、
「これくらいで」という、反発や怒りを覚えた方や、「自分は大丈夫」とお思いになった方も注意してください。


また、ご家庭や職場などの社会生活の中で、日常的に、こういう言動を繰り返している方は、
将来、DVや虐待、ハラスメントなどにより、訴えられる潜在的な危険があると認識しておく事をお勧めします。

精神的暴力による被害は、突発的に訴えが起こされている事例が極めて多いです。
「加害者」とされた方の多くが、あまりの驚愕により初動を大きく誤る事で、
事態がややこしくなったり、極めて不利な状況に追い込まれている方もいます。


こういう形で訴えられた際には、公的機関はすべて、被害者支援の対応になるため、「加害者」とされた方は、一切支援を受けられなくなります。
そのため、まずは、当研究所のような、「被害者」にも「加害者」とされた方にも、専門的に対応している所にご相談いただければと思います。


「言葉による対人関係の問題」を防止するためには、「ハラスメント行動」を知り、日頃から注意をする事。

ここで取り上げた項目は、「傷付きやすい方」が、特に被害的に受け止めやすいものです。
傷付きやすさには、家庭内での虐待や、学校でのイジメなど、さまざまな要因があり、
「加害者」にとっては、「これくらい」という思いも強いものも多いと思われます。
しかしながら、「被害者」にとっては、こういう辛い記憶は強く残るものです。

また、仮に、暴力などを振るっていなくても、
言葉には、形がない代わりに、直接心を攻撃できるという性質があります。
精神的暴力による被害は、肉体的な暴力による被害と同等のものという研究結果もあるそうです。
この「言葉による暴力」や「精神的暴力」は、男性だけでなく、女性も加害者になりやすいものです。


もちろん、私自身が法律学の専攻なので、
仮に裁判になったとしても、法的に被害を認められるかは不透明だと思われるものも多いです。
ただ、人の心と言うものは、「裁判で勝てば良い」「証拠が無ければ良い」というものではありません。

特に、近年、当研究所が「DV関連被害」と呼称している、「DVおよびDV法のに関連した被害」も、
「精神的DV」と呼ばれるものによる被害が増加している事もあり、
DV関連被害を防止する観点からも、ハラスメント行動に対し、注意喚起をしていただければと思います。

なお、この判定法などの具体的な活用法や対策等は、当研究所で対人関係のコンサルティングとしてお受けしております。



2013年6月11日 著作物です。無断転用は禁止します。 さとうかずや(さとう社会問題研究所)


当研究所をご利用くださった方の感想やお声です。

あ☆さんのブログ記事 あっくん@ママさんのブログ記事

メール相談料 メール相談をご希望の方は研究所のページをご確認ください。
メールアドレス reservation★s-spl.net (★を@に変えてください)


これまでのコラムを読む

メール相談料(基本料金、1往復分)3,000円
メール相談料(1か月分)15,000円