さとう社会問題研究所では、心理コンサルティング、ハラスメント防止教育などを行ってます。詳細はページ下をご覧ください。

さとう社会問題研究所コラム

2014年3月末から、会員であるお母さまからのご依頼で、お子さんに算数を教えています。

このお母さまから、当方のスカイプ相談で、特別にビデオチャットで授業をして欲しいと依頼を受けました。
(カウンセリングやコンサルティングでは、ビデオチャットはしていません)
本当に、特別な対応のため、授業料は安く設定する代わりに、PCやネット環境などの問題で不便がありますが、それは大目に見ていただいています。

専門医の意見では、知能テストの結果から「境界性知能」(知能指数71)、特別支援学級による対応が望ましいとの事でした。
私は、かなり早い段階から、別の意見を持っていました。
2学期中は、算数のテストでも100点を取る事があり、お母さまから、あるサイトでも宣伝をしようとメールを送ってくださったとの事で、本当に頼もしく思っています。

冬休みの宿題も、私が小数や分数の考え方や、2桁と3桁の掛け算の方法を伝えていました。

さて、2学期から取り組んでいる足し算の方も、基本的にはできていると思われますので、気長に練習を続けています。


今回は、割り算と引き算の話です。

パワハラ学習塾での講師の頃から、生徒さんには、割り算を「掛け算の反対」と考えている事が多く見られました。

たしかに、「余りのない割り算」でしたら、九九を覚えていれば多く対応できますし、その延長で、「掛け算の反対」という考え方でも問題ない事が多いでしょう。
ただ、この場合、「余りのある割り算」になると、九九に答えがない事もあり、私が教えているお子さんですと、「できない」と答えてしまいます。

正確には、「掛け算の反対では答えられない」となるのですが、「できない、分からない」になってしまいます。
そのため、私の授業では、「割り算は、引き算を何回できて幾ら余るか?」という考え方をしています。

たとえば、5÷2 という計算でしたら、2の引き算をできなくなるまでします。

5−2=3

3−2=1

になり、ここで2の引き算はできなくなります。


ここまで、2の引き算は2回して、1が残りました。

よって、5÷2 の答えは商が2、余りが1と言う事です。

この計算の利点は、先の通り、「掛け算ができなくても割り算ができる事」と、割り算を通じ、引き算の練習もできる事です。
反対に、デメリットは、数が大きくなると引き算の回数が多すぎるので、大変になるという事ですね。

その場合、別の工夫が必要になりますが、それまでに、割り算をものにしてもらえればと考えています。


よろしければ、参考にしてみてください。


2015年1月25日 著作物です。無断転用は禁止します。 さとうかずや(さとう社会問題研究所)


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さとうかずやです。
さとう社会問題研究所としてコンサルティング、カウンセリング事業を営んでます。

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その他、何でも話せる日常の相談相手、話し相手として、重用いただいてます。

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